サド那智の名古屋変態放浪記～鬼畜サディスト地獄のマゾ奴隷狩りSM調教愛知編～

SMバー・マニアファクトリーが閉店して、１カ月がすぎました。
でも、馴れませんね。
先日所用があって住吉町にいたのですが、無意識のうちに「マニファク開店までどうやって時間を潰そうかね？」と考えるボクがいます。
もう無いのにね、マニファク。

最終夜に押し寄せる客・客・客。
「となりに居るから席明いたら呼んで」
「他所まわってまた来るよ」
と、次々入替る立替わる、見知った顔に見知らぬ顔。

・・・にもかかわらず主役不在（笑）
「東雲祥瑚はどこか？全世界は知らんと欲す」
と、心のなかで打電しまくってたってのは実は最高機密なので人にゆったらダメ。
（ボク以上にカウンター内の灰猫ちゃんが連打してたと思われるが、これは推測）

だがしかし主役不在でも盛り上がり、主役不在を肴にさらにどこまでも宴は盛り上る。
ある意味でいつものマニアファクトリーの風景ではある＾＾；

そして後日聞いた話ではついに朝に至るまで祥瑚さんはあらわれず。
主役不在のままに終わったとのこと。
実にマニアファクトリーらしいラストナイトフィーバー。
マニファクの歴史の掉尾を飾るにふさわしいレジェンド誕生でありましょう。
あるいは名古屋の夜を彩った伝説の完成と言うべきか？

「もう半年かよってるけど祥瑚さんに会えてません」
「おれはまだひと月かな」
「初回に会って以来＾＾；ボクは運が良かったんだ」
と、ボヤキと言う名の常連自慢大会が名物のSMバーマニアファクトリー。
その最後の伝説の誕生に、そして伝説の完成に立ち会えた人々が正直羨ましいサド那智です。

ボクは思う。
終わり際だけしおらしく店主挨拶とかして形だけを綺麗に整えるより、八方破れで前代未聞であるが実に清々しい終幕ではないかと。
知る人が聞けばだれもが　「あの店らしい幕引きだの」　と納得し、セピア色の懐かしい思い出が蘇る。
そしてその誰もが思わず会心の笑みを浮かべ、とっておきのネタを披露。
ありし日のステキな体験を再現しあい共有してしまい、呑むほどに酔うほどに酒精が沁みわたり酒杯が止まらなくなるような、そんな素敵な最後の魔法。
たった一つの冴えた、このようでしか在りえない、美しい幻のような一夜の演出であったと。
約１ヶ月過ぎた今にして思わずにいられない。

そんな訳でSMバー・マニアファクトリーは惜しまれながら閉店とあいなったが、東雲祥瑚と愉快な変態たちの物語は夜の名古屋の住吉界隈とかを舞台にダラダラ・マッタリ・ノタノタと続いておる。
人生は小説や漫画とは違うのだな＾＾
現在は「しょ～こタンを探せ！」と言うゲームが進行中らしいが、那智はあっさり発見してしまい、ちょっとつまんない（笑）
ゲーム中だから言ったらダメだぞ！と我らが首魁のお達しなので今は書けないが、意外なくらいご近所で夜毎に祥瑚女王の哄笑が響き渡っておる。
もしかしたら鞭音も＾＾；
(だって、祥瑚鞭が堂々と吊してあったし）

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